診療支援部門 | |
医療福祉相談室 | 臨床検査科 |
薬剤部 | 作業療法科 |
放射線科 | 精神科デイケア |
臨床心理科 | 栄養科 |
病気で通院や入院の必要が生じると、傷病的な問題だけではなく、経済面や生活面など様々な不安や心配事を抱えることがあります。
医療福祉相談室は精神科ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)が、患者様やご家族様が抱える多様な問題に対応し、より良い状態で通院、入院生活を送れるよう一緒に考え支援させていただきます。
病気や障害などによって生じる生活上の問題全般について、相談に応じています。また、秘密については固くお守りしています。
病気の治療に欠かすことのできない「薬」。患者さまにとって安全で効果的な薬物治療をしっかりと支えているのが、 私たち薬剤師です。 医師・看護師などとともに、私たち病院薬剤師は、チーム医療の一員として、患者さまに安全で効果的な治療を受けていただくために、医療を支えています。 薬剤部では、患者さまに安心してお薬を服用していただくために、必要な情報収集に努め、医師、看護師と常に連携を密にして、医薬品が適正に使用され、質の高い効率的な薬物療法への寄与を目指しています。
令和4年5月に新しい管理棟がオープンしました。それに伴い放射線科も広く明るくなり、装置もすべて新しくなりました。これまで好評でしたMRI装置も最新機種となり前の装置より更に静かで画像も美しく、開口部も若干広くなっているので、これまで以上に閉所恐怖症の方や検査に不安な方に優しいものとなっております。またCT装置は64列のMDCTを導入し、MRI検査の難しい方の海馬の描出が可能となりました。画質もより一層精度の高いものとなり、放射線科医読影ネットワーク連携にて信頼性の高い画像診断をおこなっています。当院放射線科はこれらのモダリティーにより、患者様に安心・信頼できる検査をご提供させていただいております。
臨床心理科では、患者様のこころの悩みや気がかりについて、心理学的なサポートをおこなっています。対象は当院に受診されている子どもからお年寄りの方までです。発達上の問題、不安やストレスなどから生じるさまざまな心の問題に対して、ご本人とともに考え、解決・回復できるように取り組んでいます。なお、必要があると判断された場合にご家族からの相談も受けています。
知能及び発達の検査、性格傾向・心理状態を把握するための検査、認知症スクリーニングなど認知機能の検査があります。
例:WISC WAIS ロールシャッハテスト WMS-R 等
カウンセリングやプレイセラピーなど、患者様に応じた形で相談を受けています。
主に一般検査と脳波、腹部超音波検査、頸動脈超音波検査、心電図などの生理検査を行っています。その他に感染防止対策、NSTなどへの情報提供を行い、他部署との連携に努めています。 一般病院の検査室と違い、患者さまとの距離が近く、安心を与えられる検査を心がけています。
当科では、障がいをもった方が、日々の生活の中で「してみたいこと」「出来るようになりたいこと」「する必要があること」を実現するためのお手伝いをしています。年齢(児童思春期から高齢者まで)や疾患を問わず幅広く関わり、それぞれの専門性を活かしながらリハビリテーションを提供しています。
>> 精神科作業療法について |
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>> 認知症の作業療法について |
>> 身体のリハビリについて |
作業療法士によって行われる「心と身体のリハビリテーション」のことです。障がいにより「生活のしづらさ」を抱える人々に対し、個別または集団での関わりを用いながら、よりその人らしい生活が送れるように支援を行っています。入院時から利用でき、外来の際や退院後も慣れた環境で継続的に通っていただけます。
個人に合わせた目標で、無理なくプログラムに参加していただけるよう取り組んでいます。 プログラムの内容は、創作や日常活動等に関連した「作業」を利用し、人との触れ合いも大切にしながら実施しています。 作業療法室(OT室)の活動は、個別の活動を主に、緊張しやすい方にも利用しやすい内容となっています。 (詳細はプログラム紹介をご覧ください)
※ご希望の方は、主治医にご相談ください。
外来通院患者様:火曜日・木曜日 9:30~11:30
入院患者様:月曜日~土曜日(祝日除く) 9:30~11:30 / 14:00~16:00
個別活動 | 他者と場は共有しますが、それぞれ好きな活動をしていただけます 例)手工芸、毛筆、硬筆、計算、運動、音楽鑑賞、ゲーム、カレンダー作成など |
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集団活動 | 身体を動かすものや、リラックスできるようなプログラムを実施しています 例)ゲーム、スポーツ、体操、映画鑑賞会、アロマテラピーなど |
音楽療法 | 音楽療法とは、音楽の力を利用しながら、心身の回復を促す非薬物療法のひとつです 懐かしい歌を歌ったり、リズムに合わせて体操をしたりします |
お茶会 | 音楽療法とは、音楽の力を利用しながら、心身の回復を促す非薬物療法のひとつです 懐かしい歌を歌ったり、リズムに合わせて体操をしたりします |
外出 | 桜や紫陽花、紅葉など、季節を感じていただけるような外出や、近所の商業施設への買い物などを行っています |
料理教室 | 4~5人のグループで協力しながら作っていくため、調理能力向上だけでなく、他者と協力していく力もつけていきます |
レクリエーション | 季節に応じた行事や、カラオケ大会などを企画し行っています |
個人OT | 個人に合わせた内容となっています 例)退院後の生活を見据えた料理や掃除などの訓練、外出など |
利用料金 | ||
1割負担の方 | 約300円 | |
3割負担の方 | 約900円 |
利用料金には再診料、精神科作業療法料が含まれます。
※(1)活動に伴う材料費などは、費用に含まれています
(2)自立支援医療が使用できます
作業療法士や関連職種により、個別または集団での関わりを用いながら、安心して過ごせるように支援を行っています。当科には認知症ケア専門士資格を所有しているスタッフも在籍しており、疾患の特性を理解しながら、その方に合ったプログラムを提供しています。 「認知症があっても、その人らしく前向きに楽しく生活できること」を目標に、様々な活動を和気あいあいと楽しみながら行うことで、脳の活性化を促しています。
入院されている方のみとなります。
個別活動 | 個人の能力を評価し、それぞれに合う内容を提供しています 例)身体リハビリ、机上活動(塗り絵・計算)など |
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集団活動 | 手先を使ったり、身体を大きく動かしたりしながら、たくさんの人と関わり楽しみながら行っています 例)ゲーム、スポーツ、貼り絵など |
アロマテラピー | 認知症の予防や改善に効果が期待されている柑橘系の香りを利用し、心身の安定やリラクゼーション・ストレス緩和を目的として行っています |
回想法 | 回想法は、昔のことを思い出して言葉にしたり、相手の話を聞いて刺激を受けたりすることで脳が活性化し、活動性・自発性の向上や自発語の増加などが期待されている非薬物療法のひとつです4~5人のグループをつくり、昔の写真やおもちゃなどを題材に、穏やかに思い出を語り合います |
外出 | 桜や紫陽花、紅葉など、季節を感じていただけるような外出を組んでいます |
音楽療法 | 内容は、精神科作業療法と同様です |
お茶会 | |
レクリエーション |
作業療法士や理学療法士により、個別で提供しています。
対象者の方が抱えている不安や悩みに寄り添い、関節可動域練習や筋力増強練習だけでなく、日常生活活動にも取り組みやすいよう、安全な動作方法等のご提案もしています。また、精神状態や障がいの特性を理解し、心のつながりも大切にしています。
入院されている方のみとなります(年齢疾患は問いません)。
※ご希望の方は、主治医にご相談ください。
精神科デイケアは、個人活動やグループ活動を通して、精神疾患の再発防止、生活リズムの安定、体力の向上、コミュニケーション能力の向上、就労・復学への準備、居場所づくりなどを目的としている通所施設です。医師・看護師・作業療法士・精神保健福祉士等が、目標に向かって頑張るみなさんをサポートいたします。
患者さま個々に計画書を作成しています。定期的に医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師、作業療法士、管理栄養士が情報交換を行い、栄養状態の改善や維持が図れるよう努力しています。栄養状態の悪化、嚥下障害のみられる患者様には、栄養・給食委員会が介入しています。
嗜好面では、正月のおせち料理、お彼岸のおはぎ、秋祭りの寿司と甘酒、開院記念日、クリスマスメニュー等、年20回以上の行事食で、季節を感じてもらえる献立作りをしています。
一年に3回、栄養・給食委員会と共同実施している嗜好調査や、毎月行うメニュー評価、栄養士が行う残食調査の結果を参考にして、出来る限り患者様の嗜好を取り入れるようにしています。
食事は栄養補給だけが目的でなく、入院生活の楽しみの一つでもあります。「おいしい」「楽しみだ」「食べたい」と言っていただけるような食環境作りを栄養科一同目指しています。